あれから一年、、、
満月で大寒、でした。
そんな日に初めての「高野山お参り」。
何が何だか分からずのうちに、
お参りが決まり、、、
泊めていただくお寺(宿坊)に到着をすると、、、
「極寒の日に、ようこそお参り下さいました」と、お坊さん、、、
「今日はどのようなご供養を?ご先祖さまですか?」
「えっ?」何の考えも無かった番頭、、、
「いや〜特に、、、」
「では、、、如何いたしますか?」
「あっ、写経をお願いします!そうそう、、、そうでした」
「では、夕飯後の午後9時に、奥の部屋にお越し下さい。」
「はっはい〜、午後9時ですね、、、」
さすがに、その晩はお酒(般若湯)を飲まず、美味しい精進料理を頂き、
で、なんでこんなに遅い時間に写経なんだろ?
廊下の温度は氷点下です、、、!
待っていてくれたのは、
お坊さん一人、
他に誰もいません。
「ようこそお参りいただきました、写経は初めてですか?」とお坊さん、、、
「はっ、はい〜、初めてです〜」と番頭、そもそも写経がなんだかわかっていません。
「本日はお一人です。心を無にして写経下さい、ではどうぞ。」とお坊さん言い去ってしまいました。
ガ〜ン!
一人きり、寒い、怖い〜!
そこに在るのは、、、
仏像とロウソクの炎、
自分と写経道具、
机とストーブ、、、
1時間掛けて写経を終え、
ひとり退室しました。
これが写経との出会いでした。
今では趣味が写経になりました。
本堂に入り「愛染明王さま」にご対面、初めて観ました。
お坊さんのお経を聴きながら、、、
手を合わせ、眼を閉じて、心静かにしていたら、、、
光そして眼、
が見えたというか感じたのです。
そして、
会った事の無い義理の母(魔〜女さまの母)の笑顔、、、
神秘体験の始まりでした。
あの日から一年、、、
摩訶不思議な出来事が沢山ありました。
ありがとうございます。
今日の幸せに感謝致します。
by Shyakyo-na-Bantou
by majo_cafe
| 2012-01-21 01:00
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